世界最古のクルーズ船、最後の航海へ

全長160mを超えるアストリア号は世界最古の大型クルーズ船で船齢77年という。1948年にスウェーデンの造船会社で建造され、スウェーデンととアメリカ間の航行していた。その後何度も転売され、2016年にカリビアン・アイランド・クルーズの船籍で航行していたが2020年に倒産後、RotterdamのWaalhavenに係留されていた。2021年にポルトガルの企業に売却されたが、2023年から港湾使用料を支払わなくなったため、この船は差し押さえられ競売にかけられた。今月初めベルギーゲントのリサイクル会社が20万ユーロでこの船を入手。7月4日の朝Rotterdamからベルギーゲントのスクラップヤードに向けて出発。アストリア号はこれから解体される予定。NOS(7月5日)