イスラム教徒の女性への差別は日常茶飯事

オランダの職場でスカーフを着用しているイスラム教徒への差別が日常茶飯事であるとRadboud大学の研究で明らかになった。この調査は、退任するカリエン・ファン・ゲニプ大臣(社会・雇用担当)が委託したもので、差別統計に関する年次報告書のフォローアップとなる。同大臣は下院に宛てた書簡の中で、「特にスカーフを着用している女性は、外部の特徴が大きな役割を果たしている」と述べている。 以前の統計では、「イスラム教徒の女性は、スカーフの有無にかかわらず、非イスラム教徒の女性よりも求職活動から拒否される可能性がはるかに高いことが示されていおり、新しい研究は、その既存のイメージを裏付けている。この新しい調査結果を基に、大臣は人種差別に対する国家調整局(NDR)に対し、固有主との協議に入るよう要請した。

6月12日 NOS