オランダ、パレスチナ国家を承認せず

7月24日フランスのマクロン大統領がパレスチナを国家として承認すると発表した。
EU加盟国のうち、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、キプロスは1988年に早くもパレスチナ国家を承認、スウェーデンも2014年に承認し、昨年はスペイン、アイルランド、スロベニア、そしてEU非加盟国のノルウェーが承認した。
しかし、オランダは現時点でパレスチナ国家を承認していない。オランダはイスラエルとパレスチナが二国家問題解決に向けた交渉を再開した場合にのみ、パレスチナを国家として承認することを検討するとしている。
イスラエルへの欧州からの投資の3分の2はオランダ企業によるものとなっており、パレスティナ人の権利よりイスラエルとの関係を優先していることが理由の一つだと言える。NOS(7月26日)