【アムステルダム発】中東で続く戦争やエネルギー価格の高騰、インフレの進行といった世界的な不安要因にもかかわらず、オランダの旅行需要は引き続き堅調だ。NU.nlの調査によると、多くの旅行者が今夏のバカンスを積極的に予約している。
大手旅行会社のTUI Nederlandは、5月の休暇に向けてカーボベルデやカナリア諸島への予約が好調だと明らかにした。一方で、これまで人気だったエジプトの“冬の太陽”旅行は減少傾向にあるという。夏のヨーロッパ旅行では、スペインとギリシャへの人気が特に高まっている。
また、トルコについては現在予約がやや減少しているものの、同社は夏に向けて需要が回復すると見込む。トルコは紛争地域に比較的近いものの、安全性は保たれており、質の高い宿泊施設が豊富だとしている。今後はホテル側による価格プロモーションも期待される。
一方、トルコ専門の旅行会社Corendonは、「小幅な予約減はあったが、すでに回復している。トルコはやや割安になっており、依然として人気の旅行先だ」としている。
中東情勢の影響は一定程度見られるものの、オランダの旅行業界は引き続き活況を呈している。
4月8日 NU.NL
