オランダ東部でも熱狂のカーニバル

カーニバルといえばオランダ南部のブラバント州やリンブルフ州を思い浮かべがちだが、東部トゥエンテ地方でも今週、盛大な祝祭が繰り広げられている。一方で、南部と同様に伝統の継承には課題も浮上している。

カーニバルの起源はドイツ西部のラインラント地方にあるとされる。国立カーニバル博物館の学芸員ロブ・ファン・デ・ラール氏によると、トゥエンテ地方の人々が国境を越えてドイツで祝祭に参加し、1960年代にその文化をオランダへ持ち帰ったことが始まりだという。

とりわけ注目されるのが、Oldenzaalで毎年開催される「トゥエンテ・オプトフト(パレード)」だ。地域内の市町村がこぞって参加し、巨大な山車を中心に120~150人規模のグループが練り歩く。こうした大規模な編成は国内でも異例で、RecifeやRio de Janeiroなどブラジルの都市のカーニバルを思わせる迫力だという。

東部独自の発展を遂げたトゥエンテのカーニバル。地域色豊かな祝祭文化をいかに次世代へ受け継いでいくかが、今後の大きなテーマとなりそうだ。

2月18日 NOS