ハーグのビネンホフ 改修工事終了がが2031年に延期

ハーグのビネンホフ複合施設の改修工事は長年にわたり遅延しており、費用もさらに増大している。当初は2026年末の完成が予定されていたが、その後早くても2028年に延期された。そして今回、Keijzers住宅大臣は完成予定日を2031年夏と発表した。これは5年間の延期を意味する。理由は、これらの建造物は16世紀に遡る様々な建築様式が特徴で、例えばカビによる被害もはるかに大きく。約4,000もの個性的な部屋があり、その多くは指定建造物であるため、細心の注意を払った修復が必要。また、専門の人員も不足しており、加えて複合施設の下ではあらゆる種類の考古学的発見が行われているため、これも遅延の原因となっている。2024年春、Keijzers氏の前任者であるDe Jonge氏は、当初計画されていた4億7500万ユーロから20億ユーロへの増額を「巨額」と評しつつも、避けられないと判断した。

11月26日 NOS