ユトレヒトとその周辺地域の住民は、水道水に細菌が含まれていることが判明したことを受け、飲用前に煮沸するよう指示を受けた。
飲料水会社Vitensは、ユトレヒトの貯蔵施設で検査を行った結果、腸球菌が検出されたと発表した。汚染源は現在調査中。これらの細菌は人間の腸内に自然に存在し、健康な人には無害であるが、免疫力が低下している人や、その他の健康問題を抱える人には感染症を引き起こす可能性があるとのこと。注意勧告は、Utrecht, Bilthoven, Bosch en Duin, De Bilt, Bunnik, Groenekan, Maarssen, Oud Zuilen, Tienhoven, Westbroek, Zeistの12万5千世帯に及ぶ。住民は飲用、歯磨き、食器洗いなどに水道水を使用する前に3分間煮沸するよう勧告された。シャワーや手洗いには安全で、料理にも使えるが、コーヒー、紅茶などを飲む際には必ず100度で煮沸することが勧められている。勧告がいつ解除されるかまだ明らかになっていないが、11/4(火)に最新情報が住民に知らされる。DutchNews(11月2日)
