昨今、小児がん治療後の生存率が上昇している。先進医療のお蔭である。
オランダがん登録局のデータによると、2010年から2018年にがんを発症した子供のうち、84%が5年後も生存していた。
1990年から1999年の間の数字は74%であった。
オランダでは毎年0歳から18歳まで600人の子供ががんと診断されている。生存の可能性はがんの種類によって違うが、リンパ腫の一種であるホジキンリンパ腫の生存率は98%となっている。しかし脳腫瘍の一種である高悪性神経腫瘍は診断から5年後までの生存率はわずか7%といわれている。
今後もオランダ国内、欧州、世界中の医療専門家居と研究者の力を結集し続ける事が重要である。(プリンセス・マキシマセンター化学責任者 レネ・メデマ氏談)NOS(2月15日)