毎年恒例のヨーロッパの歌の祭典、ユーロビジョン・ソング・コンテストに来年オランダは出場を見送る決定をした。これは主催者である欧州放送連合(EBU)が、イスラエルの参加を除外しないことが明らかになったことで、オランダの放送局AVROTROSがこの決定を発表した。欧州各国の公共放送局は本日スイス・ジュネーブで会合を開き、ユーロビジョン・ソング・コンテストの将来について協議した。オランダの他、アイルランド、アイスランド、スペイン、スロベニアが、ガザ紛争を理由にイスラエルの公共放送の不参加を希望した。オランダのAVROTROSは、イスラエル政府がイスラエルの出場曲のプロモーションを展開していることから、ユーロビジョン・ソング・コンテストがイスラエル政府によって政治的手段として利用されると警戒した。NOS(12月4日)
