8月の欧州のEV車販売が大幅に減少した。前年同月と比べ44%も減少し、前月比は18%の減少となった。EV車の市場シェアが21%から14%に減少し、特にドイツとフランスでこの事態が急速に進んでいる。(ドイツで69%減、フランスで33%減)
これはEV車への補助金がなくなった事が原因と考えられる。ユーザーは補助金がなくなるとすぐに電気自動車を買わなくなることがよくわかる。
オランダは小さな例外となっており、8月のEV車の販売は前年比3%の増加となった。しかし、オランダでもEVの新車、中古車に対する補助金は今年で終わり、道路税の優遇(現状ゼロ)も間もなく廃止される。
2035年に化石燃料の新車販売禁止の予定も憂慮される。特に自動車を生産しているドイツ、フランスでは、この予定の延期や廃止を求める動きがある。WEL (9月21日)