2023年にステータスホルダー(難民認定者などの在留許可保持者)が入居した社会住宅(ソーシャルハウジング)の割合がやや増加した。統計局CBSによると、2023年に空き家となり再び貸し出された社会住宅のうち、8%でステータスホルダーを含む世帯が入居した。前年の7%から増加している。
2023年に新たに空き家となった社会住宅は合計16万1000戸。このうち入居した世帯の3分の2は単身世帯で、ステータスホルダーとオランダ国籍者の間でその傾向に大きな違いはみられない。
社会住宅を得たステータスホルダーの半数は、すでに1年以上の在留許可を持っており、原則としてCOA(中央難民収容機関)の施設ではなく、自治体が用意した住居で生活していた。一方、残りの半数は2023年初めの時点でCOAの施設に滞在していた。
2023年末時点で、社会住宅に居住するステータスホルダーを含む世帯は計4万8000世帯。これはオランダ国内にある全220万戸の社会住宅のうち、2.2%に相当する。
NU.NL 12月10日
