学生の間で「部屋探し」をする人が年々減少していることが明らかになった。背景には、依然として続く深刻な住宅不足がある。
現在、学生の 44% が下宿生活をしているが、実際には 49% が「一人暮らしをしたい」と希望している。一方で、8年前には 52% が下宿生活を送り、59% がその希望を持っていた。
この結果は、学生住宅を研究する知識センター Kences が最新の「全国学生住宅モニター」で発表したもの。同機関は「学生たちは部屋探しの希望を徐々に諦めつつある」と結論づけている。
学生組合LSVbのマーイケ・クロム氏は、学生にとって住宅探しはますます困難になっており、供給はますます少なくなり、家賃は上昇し、学生の収入は減少。フルタイムの勉強と並行して働く機会も限られており、常に経済的な問題に追われているため、学生の幸福度も低下していると指摘している。
9月10日 NOS