オランダ人家庭での食品廃棄量が着実に減少していることが、オランダ栄養センター(Voedingscentrum)の最新調査で明らかになった。2025年の1人当たりの食品廃棄量は平均25.5キログラムで、2015年の36キログラムから約30%減少した。
食品廃棄量は2019年に30キログラム、2022年に28キログラムと減少傾向が続いている。オランダ政府は今後5年以内に年間18キログラムまで削減する目標を掲げている。
調査によると、購入された食品の約7%が食べられないまま廃棄されており、家計への損失は1人当たり年間約100ユーロに上る。
特に廃棄されやすいのは、パン、野菜、果物、ジャガイモ、乳製品で、これらの品目だけで家庭から出る食品廃棄の半分以上を占めている。
一方で、回答者の81%が「自分は平均より食品を無駄にしていない」と考えていることも判明した。栄養センターは、多くの人が自身の食品廃棄量を過小評価している可能性を指摘し、「実際にどれだけ捨てているかを把握することが、食品ロス削減の第一歩になる」と呼びかけている。
6月10日 NU.NL
