デン・ハーグ発――オランダ・デン・ハーグ市が、Scheveningse Bosjes(スヘフェニンゲンの森)にリス専用の橋2本を設置した。費用は材料費と施工費だけで約3万ユーロ。市職員の設計・準備などの内部コストは含まれていない。
橋の目的は、道路を横断するリスが車にひかれる事故を防ぐことだという。
しかし、市によると、この場所で過去数年間にリスが何匹事故に遭ったのかは把握していない。リスの交通事故について継続的な記録を取っていないためだ。
実は、デン・ハーグでは約15年前にも同様の「リスの橋」が大きな話題になった。当時設置された橋の費用は15万ユーロ以上に上り、巨額の公費を使うことに強い批判が起きた。
今回は約3万ユーロと大幅に安くなったものの、**「そもそも、どれほど事故防止に役立つのか」**という疑問は残る。
市は「リスの命を守るための対策」と説明する一方、事故件数を把握していないことから、約3万ユーロの投資が本当に必要だったのかを検証することは難しい。
地元では今回も「税金の使い方として適切なのか」といった批判が出ており、“リスの橋”をめぐる議論が再燃している。
8月24日 Omroep West
