「ウォーキングは高齢者のスポーツ」というイメージは、もはや過去のものとなりつつある。近年では20代の若者も積極的にウォーキングを楽しむようになっており、その傾向は来週火曜日に開幕するオランダの伝統的なイベント「ナイメーヘン4日間マーチ(Vierdaagse)」の参加データにも表れている。
2016年には、21歳から30歳までの参加者は全体のわずか7.5%だった。しかし、その割合はほぼ毎年増加を続け、今年は20.5%に達した。
多くの若い参加者は、スポーツとしての達成感や、大規模イベントならではの特別な体験を求めて参加している。
今年で2回目の出場となる26歳のエミール・フレールさんは、「約4万人もの人と一緒に歩く4日間マーチは本当に特別です。普段なら50キロ歩くなんて楽しいとは思いませんが、このイベントでは別です」と話す。
コロナ禍がきっかけに
オランダ王立ウォーキング協会(KWbN)のギース・ヤンセン理事長は、ウォーキング人気の高まりの土台は新型コロナウイルスの流行期に築かれたと分析する。
「2020年から2021年にかけて、オランダでは多くの活動が制限され、外出や娯楽の選択肢が限られていました。その中で、若者もウォーキングを始めるようになったのです。運動不足を解消するためでもあり、気分転換やストレス解消のためでもありました。」
コロナ禍が落ち着いた2023年以降、ウォーキング人気はさらに加速したという。
「人気は4日間マーチだけではありません。ファミリー向けウォークイベントやイルミネーション・ウォーク、都市を巡るアーバンウォークなども盛況です」とヤンセン氏は語る。
さらに、「今月初めに開催された第1回ユトレヒト・シティウォークでは、5,000枚以上のチケットが販売され、完全に売り切れました」と、ウォーキングイベント人気の広がりを紹介した。
7月22日 NOS.NL
