オランダ・ライデン――ライデンのポルダーパーク・クロネスタインで、外来種のザリガニが大幅に減少した水路に水草を植え戻す実験が進められている。研究者らは、水草を人工的に増やすことで、水中の自然環境を回復できるかを調べている。
ライデン市とラインラント水利管理局は数年前から、自然に配慮した護岸が外来ザリガニの数に与える影響を調査。ある実験地点では、1平方メートル当たりのザリガニが約8.5匹から0.5匹まで減少した。傾斜をつけ、植物を生やした護岸が減少に寄与したとみられている。
一方、ザリガニが減っただけでは水路の自然は回復しなかった。水草が自然に戻ってこなかったため、ライデン大学も研究に参加。今年春から、**クラッベスヘール(オランダ語:krabbescheer)、フサモ類(hoornblad)、タヌキモ類(blaasjeskruid)**の3種類の水草を試験区画に植えた。
約半年後、早くも変化が現れており、hoornbladとblaasjeskruidは急速に広がった一方、krabbescheerは当初やや苦戦したという。
ザリガニは現在も水路に残っているものの、水草は順調に成長している。研究者は、水草を植えたこと自体がザリガニを減少させたとはまだ証明できないとしながらも、少なくとも現在の環境では、ザリガニが水草の成長を妨げるほどの影響を及ぼしていないとみている。
9月16日 Omroep West
