2023年末時点で、オランダでは40万1,000人が社会扶助給付を受けており、これは1年前より1%増加した。特に男性や若者の間で受給者が増加した。生活保護受給者数も2013年から2022年夏までに40万人を超えた。オランダ統計局の数字によると、過去1年半で生活保護受給者の数は減少している。統計庁は現在の水準はまだ相対的に低いとし、生活保護受給者数は10年前とほぼ同じだとしている。
生活保護受給者数は2016年以降、コロナ禍の2020年を除き毎年減少していたが、2023年には再び生活保護受給者数が増加。そのうち生活保護受給者の増加が最も大きかったのは27歳までの若者だった。このグループの生活保護受給者の数は9%増加して3万8000人となった。