欧州、エネルギー価格高騰も供給は安定

中東情勢の影響限定的、米国依存が鍵

中東の紛争によりアジアでは燃料不足が深刻化し、調理や自動車利用に支障が出ている。一方、欧州やオランダでは現時点で供給不足には至っておらず、影響は主にエネルギー価格の上昇にとどまっている。

その背景には、エネルギー輸入先の違いがある。世界的なエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡への依存度がオランダは低く、供給リスクが限定的となっている。

実際、オランダの原油輸入は中東依存ではなく、最大の供給国は米国で、2025年は約64億ユーロに達した。このほか、カザフスタン、ノルウェー、英国も主要な供給元となっている。

専門家は「エネルギー安全保障の観点では、オランダは中東よりも米国への依存度が高い」と指摘している。

3月25日 NOS