スーパーでのたばこ販売禁止、喫煙者2万3000人減少に効果】

オランダで実施されたスーパーやKiosk、夜間営業店でのたばこ販売禁止措置により、喫煙者数が減少していることが分かった。SEO Economisch Onderzoekの調査によると、2024年末までに喫煙者は約2万3,000人減少。割合にすると国内の喫煙者全体の約1%の減少に相当する。

この規制により、住宅から250メートル以内にあるたばこ販売店の数は半減。特に社会的に脆弱な地域で効果が顕著で、禁煙した成人の47%がこうした地域の住民だった。研究では、販売禁止が社会経済的な健康格差の縮小にも寄与していると指摘している。

調査では、販売店の「近さ」が重要な要因と分析。自宅から250メートル以内に販売店がなくなると、喫煙する確率は6%低下する一方、それ以上距離が伸びても追加的な効果は確認されなかった。主に、もともと禁煙を考えていた人が実際にやめる後押しになったとみられる。

販売禁止により、国内のたばこ販売店は60%減少。消費者は従来より平均で約1.5倍の距離を移動する必要があるという。将来的には新たな喫煙者の発生抑制効果も期待されているが、その影響が明確になるには時間がかかる見通しだ。現在、オランダの喫煙率は約18%となっている。

4月1日 NU.NL