オランダ、5月のインフレ率3.5%に上昇 航空券や旅行関連サービスが押し上げ

オランダの5月のインフレ率は前年同月比3.5%となり、4月の2.8%から大きく上昇した。統計局(CBS)が発表した数値は、先週公表された速報値と一致した。

インフレ加速の主な要因は旅行関連費用の上昇だ。国際線航空券の価格は前年同月比12.3%上昇し、前月に前年割れしていた状況から一転して大幅な値上がりとなった。

また、バンガロー型宿泊施設の料金上昇も物価を押し上げた。今年はキリスト教の祝日である聖霊降臨祭(ペンテコステ)が5月に重なり、昨年より休日が多かったことから旅行需要が増加。宿泊や交通、海外での消費など観光関連サービスの価格上昇につながった。

欧州基準でみたオランダの5月のインフレ率は3.4%で、ユーロ圏平均の3.2%を上回った。旅行や宿泊をはじめとするサービス価格の上昇が、他のユーロ圏諸国よりも大きく影響したとみられている。

6月10日 NU.NL