デンハーグ市の若者の支払い滞納が増加

デン・ハーグ市では、若者の支払い滞納が増加していることが明らかになりました。これを受けて市は、若者にお金の使い方やその影響を考えてもらうための啓発キャンペーンを実施し、若者向け相談窓口「Jongerenpunt070」と家計相談窓口「Helpdesk Geldzaken」の連携も強化しています。実際に、Jongerenpunt070へ自発的に相談に来た若者は2024年の3400人から2025年には4000人に増加しました。

滞納の主な原因として市が挙げているのは、

後払いサービス(Klarna など)の利用
オンラインを含むギャンブル
医療保険料や自己負担分に充てるべき医療手当(zorgtoeslag)を別の用途に使ってしまうこと

などで、背景はかなり多様だとされています。市によると、原因はさまざまで、すでに挙げられていた後払いサービス(Klarna など)、オンラインギャンブル、医療手当を保険料以外に使ってしまうことに加えて、次のような要因もあります。

友人関係などのプレッシャー(同調圧力)で、予算以上の買い物をしてしまう
個人事業主(zzp’er)になった若者が、税金や保険などの金銭的責任を十分に理解していない
18歳になった後に必要なお金の知識や手続きについて、家庭や学校で十分に準備できていない
つまり全体として、金融教育の不足が大きな背景にある

また、これはデン・ハーグだけの問題ではなく、全国的にも若者が家計管理に苦労する傾向が見られます。オランダ青少年研究所の調査では、2024年には18〜25歳の若者1万9000人が、少なくとも1件の登録された支払い滞納を抱えていたとされています。

6月24日 AD