原油価格が4週間ぶり高値 米国、ホルムズ海峡を再封鎖へ

中東情勢の緊迫化を受け、国際原油価格が約4週間ぶりの高値を記録した。米国のドナルド・トランプ大統領は14日、イラン沖のホルムズ海峡を再び封鎖すると発表し、市場に警戒感が広がっている。

指標となる北海ブレント原油先物は15日朝、一時1バレル=84.80ドルまで上昇。米国産WTI原油も79.84ドルを付け、いずれも約4週間ぶりの高水準となった。

背景には、6月17日に米国とイランが締結した和平に向けた基本合意が事実上失効し、両国間の攻撃が再び激化していることがある。

トランプ大統領は、ホルムズ海峡に面するイランの港湾を日本時間15日午前5時(現地発表では14日22時〈オランダ時間〉)から再封鎖すると表明した。米国は過去にも同様の措置を実施していたが、基本合意の締結後に解除していた。

さらにトランプ氏は、海峡を通航する船舶について、積み荷の価値の20%に相当する通行料を支払えば、米国が安全を保障すると説明。ただし、具体的な警備・護衛の方法については明らかにしていない。

7月14日 NU.NL