オランダの自動車・旅行団体ANWBの調査によると、今年の夏に旅行へ出かける予定の人は52%となり、前年の57%から減少した。最大の理由は旅行費用などの物価高による経済的負担で、夏の旅行が以前ほど当たり前ではなくなっているという。
旅行する人の多くは節約を意識しており、自宅から近い目的地を選んだり、燃料や充電が安い場所を利用したりする傾向が見られた。
交通手段では自動車が66%で最多、飛行機が31%、鉄道が9%だった。旅行先は92%がヨーロッパで、そのうち33%は国内旅行を選択。海外ではフランス、ドイツ、スペイン、イタリアが人気となっている。
また、旅行先を選ぶ際には気候変動やオーバーツーリズムを意識する人も増加しており、半数以上が猛暑や混雑を理由に特定の観光地を避けると回答した。
一方で、夏以外の旅行需要は拡大している。ANWBは、今年の春休み(5月休暇)が好調だったほか、9月に旅行を計画する人も多く、旅行時期が夏から分散する傾向が強まっていると分析している。
7月8日 NU.NL
