オランダ各地で駐車場不足が深刻化、「実は使われていない駐車スペースも数十万台分」

オランダ各地で駐車場不足が深刻化、「実は使われていない駐車スペースも数十万台分」

オランダの多くの都市で、住宅地の駐車スペース不足が問題となっている。新しい住宅街では「自宅から10分ほど歩かないと駐車できない」という住民もいるほか、駐車許可証に月数百ユーロを支払わなければならないケースもある。

ゴーダ(Gouda)でも、住宅街の駐車スペースが不足している。ある住民は、自家用車と社用バンを自宅から離れた別の住宅街に駐車しており、自宅まで約10分歩いているという。「朝の散歩になるので問題はない」と話す一方、「帰宅したときに駐車スペースが確保できるか分からないのが困る」と語る。

一方、Jos van Ommeren教授は、駐車場不足をめぐる一般的な見方とは異なる意見を示している。同教授によれば、オランダ国内にはほとんど、あるいは全く利用されていない駐車スペースが数十万台分存在するという。

つまり、問題は単純な「駐車場の数不足」ではなく、既存の駐車スペースが十分に活用されていないことや、地域ごとの駐車需要の偏りにもあると考えられる。

7月29日 Omroepwest