サッセンハイム駅、駐車場の有料化案が浮上 1日30ユーロを検討

サッセンハイム発 — オランダ・テイリンゲン市のサッセンハイム駅で、現在無料となっている駐車場を有料化する案が具体化している。

市当局は、最初の24時間は無料としたうえで、それを超える駐車に1日30ユーロを課す案を提示。長期間駐車する利用者を減らす一方、通勤などで利用する住民は無料で駐車できる仕組みを想定している。

背景には、スキポール空港へ向かう旅行者やアムステルダム観光客が、無料駐車場として駅の駐車場を長期間利用している問題がある。市は高額な料金を設定することで、こうした長時間駐車を抑制したい考えだ。

財政効果に疑問も

今週開かれた市議会でこの案が議論されたが、導入による財政的な効果や周辺地域への影響について、議員から疑問の声が上がった。

VVDのフランク・ベイク議員は、駐車政策によって自治体がどの程度の収入を得られるのか、市当局の説明が十分ではないと指摘。「オランダで、駐車政策そのものが収支を賄えている例はほとんどないのではないか」と述べた。

一方、市当局の案には1時間1ユーロ、1日30ユーロという別の料金設定も盛り込まれている。

「テイリンゲン・メット・エルカール」のハンス・ハウツミット議員は、駐車場から一定の黒字を生み出し、その収益を周辺地域の安全対策や監視強化に充てるべきだとの考えを示した。

今後、駐車料金の具体的な制度設計と、周辺地域への影響を含めて議論が続く見通しだ。

9月23日 Omroep West