地下鉄落書き事件

10月31日のハロウィンの夕方、アムステルダムの駅で地下鉄車両が約20人の覆面集団に落書きされる事件が発生した。犯行グループは線路上に自転車を投げ込んで電車を通行止めにし、乗客が車内に閉じ込められた状態で、運転席の窓を含む車両全体をスプレーで覆った。この様子を収めた映像は「Locos Worldwide」というYouTubeアカウントに「アムステルダムの悪夢」と題して投稿された。同アカウントは過去5年間にも、マドリードやパリなどヨーロッパ各地で同様の動画を投稿している。
運行会社のGVBは、乗客や従業員の安全を脅かす重大な器物損壊行為として非難した。運転手や乗客は精神的に大きなショックを受けており、乗客は職員によって避難させられた。事件後、地下鉄は運行停止を余儀なくされたが、清掃を経て現在は再開している。警察は事件を深刻に受け止め、捜査を開始した。GVBは映像を警察に提出し、毎年数十万ユーロに上る落書き被害の対策費を踏まえ、加害者へ清掃などの費用を請求する方針である。

NOS (11月6日)