アムステルダムのタクシー運転手たちは、UberやBoltなどの配車サービスが徴収する最大50%にも達する高い手数料や、AIによる不安定な動的価格設定に強い不満を抱いていた。 全ての労働や維持費を負担しながら収入の半分を失う現状に限界を感じた運転手のモスタファ・アヒダルとイヴォ・ファン・レーウェンは、同僚の出資を得てこの夏に独自の配車アプリ「NLCabs」をリリースした。
同アプリは乗車ごとに3%という極めて低い固定手数料を設定しており、現在は収支均衡の状態だが、財務健全化のために将来的に4〜5%へ引き上げることも検討している。大手と同様に審査されたドライバーの起用やGPSによるリアルタイムの乗車位置共有など、安全性にも配慮した機能を備えている。
現在、登録ドライバーは3000人に達し、アプリは3万8000回以上ダウンロードされている。未だ利用はアムステルダム限定であるため、多くの運転手は他社サービスと併用しているが、全国から登録希望が寄せられており、今後は他都市への拡大を目指している。
NOS (9月18日)
